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2009年8月29日、新宿区の国際交流機関である
多文化共生プラザ様からのご依頼を受け、
茶道・着付けを通した国際交流イベントを実施いたしました。
(国際理解講座「やさしく学べる日本の伝統文化」 〜浴衣の着付けと茶道体験)
参加されたのは、ロシア人・韓国人・
アメリカ人・中国人など様々な国籍の方々。
日本語が通じない時のために、
ボランティア通訳の方もいらっしゃったのですが、
参加者の皆さんは日本語を勉強中の熱心な方々ばかりで、
ほとんど日本語のみで実施できたのには驚きでした。
まず初めに、浴衣の着付けを行いました。
お弟子さんにモデルになっていただき、
帯の結び方を全員の前で披露。
その後、参加者の方が一人一人浴衣を手にし、
浴衣の着付けを実践されました。
外国人の方の中には、浴衣を着るのが初めてという方もいらっしゃり、
嬉しそうに着付けをなさっていたのが印象的でした。
全員が浴衣を着たところで、今度はお茶のお点前体験。
お弟子さんがモデルとしてお点前を一通り行った後、
参加者の方に、お茶のお点前のプチ体験をしていただきました。
お茶を点てる側、お茶をいただく側と
2つの体験をいただきましたことで、
少しでも、日本文化を身近に感じていただけましたらと思っています。
お弟子さんたちも、積極的に
参加者の皆さんに個別指導を行っており
いつものお稽古とは違った、
新たな視点で茶道に触れることとなりました。
まさに、「教えることは教わること」を体験した1日でした。
参加者の皆さんが、大変向学心あふれる方たちで
開催いたしました我々も大きな刺激をいただきました。
貴重な機会をいただきました
新宿区多文化共生プラザ スタッフの皆様
ありがとうございました。
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